ユーリ
「、、、、っ、、、、」
キィン!
ユーリ、リブラ
「こっち!」
ユーリとリブラは同時に腕を伸ばし、同じ方角を指差した。
リブラ
「おぉ!!やっぱ貴方もゼンシアを感じれるのですね!」
リブラは目を見開き、隣のユーリを凝視した。
ユーリ
「はぁ?」
ドォン!
頭上のリグマシーナギアが旋回し、銃口が三人の足元へ固定された。
マチル
「チッ、、、」
マチルは腰のポーチから円筒形の手榴弾を引き抜き、機体の足元へ放り投げた。
ダアァアアン!
空中で炸裂した弾体が、青白い火花を撒き散らす。
ユーリ
「今のは!?」
ユーリは光を避けるように腕で顔を覆った。
マチル
「ジャミング手榴弾、電子装置は使うなよ!ぶっ壊れるからな!」
マチルはホルスターの銃を握り直し、低く構えた。
ユーリ
「効くんですか!」
マチル
「リグマシーナギアのモニターは映像の再構成だ、電子制御任せなら一時的に使えなくなる、、、まぁ私らも通信出来ないがな!」
マチルは視線を切らさず、機体のカメラアイが明滅するのを確認した。
ユーリ
「、、、、なるほど、、、」
ユーリはリブラの肩を掴み、後退の準備を整える。
リブラ
「ぬぉおおおお!???? 」
ドォオオオオオン!!
建物の影から、二機目のリグマシーナギアが地響きを立てて現れた。
マチル
「チッ、、、、お前も動けなくなっとけ!」
マチルは最後の一つを抜き取り、二機目の足元へ正確に放った。
ダッァアアン!
再び電子の火花が周囲を焼き、機体の動きが鈍る。
キィン!
ユーリ
「こっちか」
ユーリは耳を抑え、別の路地を指差した。
リブラ
「あびゃびゃびゃ、、、、頭が痛くなるぅぅぅ、、なんなのこれぇ」
リブラは両手で頭を抱え、その場に蹲った。
ユーリ
「、、、、アレクセイ、、、どこに居る、、、、」
ユーリはリブラの腕を無理やり引き上げ、街の喧騒の奥へと視線を向けた。
