二次創作ガイドライン

FRONTLINE NOVEL 二次創作ガイドライン

本ガイドラインは、FRONTLINE NOVEL(以下「当レーベル」)が保有するすべての知的財産——著作物、世界観設定、キャラクター、デザイン等——を用いた二次創作活動に関する公式な規約です。

当レーベルは、読者やクリエイターの皆様がそれぞれの想像力で作品世界を広げてくださることを心から歓迎しています。本ガイドラインは、その自由を保障しつつ、作品とキャラクターが長く愛される環境を守るために設けるものです。


1. 基本方針——金銭が絡まなければ、自由に楽しんでください

金銭のやり取りが一切発生しない活動については、本ガイドラインの範囲内であれば、原則として自由です。

SNSへのイラスト・漫画の投稿、個人サイトやPixiv等での小説の無料公開、コスプレ写真の公開、ファンアートの展示など、収益が発生しない創作活動に対して、当レーベルが個別の許可を求めることはありません。好きなように描いてください。好きなように書いてください。


2. 表現について——「過程」があるかどうか

当レーベルの二次創作における表現の許容範囲は、極めて広く設定しています。

判断の基準はひとつだけです。そのキャラクターがその状況に至るまでの「納得できるストーリー(過程)」が存在するかどうか。

この基準を満たしている限り、以下のような表現を含む二次創作を制限することはありません。

  • IF設定・関係性の再構成: 性別変更、同性愛表現(BL/GL)、年齢操作、原作にない関係性やストーリー展開など、原作の設定を出発点とした独自の解釈はすべて歓迎します。
  • 成人向け表現: R-18、R-18Gに該当する描写も、過程が描かれている限り許容します。ただし、利用するプラットフォームの規約を遵守し、必ず適切な年齢制限措置(ゾーニング)を行ってください。

なお、イラスト・漫画など視覚表現においては、一枚絵やシチュエーション重視の作品の性質上、過程をすべて描くことが難しい場合があることは理解しています。その場合は、作品の画力や表現力そのものが、キャラクターへの敬意の証となります。

小説の場合

キャラクターをその状況に置くのであれば、そこに至るまでの道筋を——短くても構いません——描いてください。「なぜこのキャラクターがこうなるのか」が読者に伝わることが、二次創作小説における唯一のお願いです。

イラスト・漫画の場合

過程の省略は問題ありません。その代わり、表現そのもので勝負してください。キャラクターを預かる以上、それに見合う本気で描いてほしい、というのが作者としてのお願いです。


3. お控えいただきたい表現について

以下に該当する表現は、当レーベルの作品が根底に置くテーマ——登場人物の尊厳と、人間性の追求——と相容れないものと考えています。

当レーベルは特定のジャンルやシチュエーションを名指しで禁止するという方針は取りません。その代わり、以下の原則に照らして判断を行います。

原則:「そのキャラクターである必要があるか」

その表現が、当レーベルのキャラクターでなければ成立しない内容であれば、それは二次創作として意味のある作品です。しかし、オリジナルのキャラクターに置き換えても何も変わらない内容——つまり、キャラクターの名前と外見だけを借りて、そのキャラクター固有の人格・関係性・物語とは無関係な表現を行っている場合——は、二次創作としての意義を欠いていると判断します。

具体的にお控えいただきたいもの

  • キャラクターの人格や関係性を、悪意をもって破壊することを目的とした表現。 解釈の違いや独自の展開は歓迎しますが、「このキャラクターを貶めること」自体が目的である作品は、創作とは呼べません。
  • 合意のない性暴力や、性的搾取・虐待を目的とした描写。 キャラクターを単なる消費の道具として扱う表現は、作品世界の根幹に反します。
  • キャラクターの尊厳を破壊するためだけに行われる、過度な暴力・猟奇表現。 物語上の必然性がなく、ただ傷つけることを目的とした描写はお控えください。

上記に該当すると当レーベルが判断した作品については、公開の取り下げをお願いする場合があります。また、収益化を伴う場合は、後述のライセンスの取消および法的対応を検討する場合があります。


4. 収益化を伴う活動について——「公式二次創作ライセンス」制度

当レーベルでは、作品世界を用いた収益化を伴う活動を行う方に向けて、「公式二次創作ライセンス」制度を設けています。

ライセンスが必要となる活動

以下のような、少額であっても金銭的な収益が発生する活動を行う場合は、事前にライセンスの取得が必要です。

  • 同人誌の有償頒布(イベント・委託販売を含む)
  • グッズの製作・販売
  • Pixiv FANBOX、ファンティア、DLsite等の有料プラットフォームでの公開
  • 動画配信における広告収益化
  • その他、当レーベルのキャラクター・世界観を利用して収益を得る活動全般

ライセンスの趣旨

ライセンス費用は100円です。

この金額は収益を目的としたものではありません。ガイドラインの内容に同意し、責任を持って活動する意思を確認するための手続きです。なお、IPの発展状況に応じて、将来的にライセンス費用を改定する場合があります。

ライセンスの取得方法

  1. BOOTHの「公式二次創作ライセンス」商品ページより、ライセンスをご購入ください。
  2. 購入後にダウンロードできるPDFファイル内に、公式名簿登録フォームへのリンクがあります。
  3. フォームより活動名義(クリエイター名・アカウント名)等の必要事項をご登録ください。
  4. 名簿登録の完了をもって、公認クリエイターとしての登録が完了します。

ライセンスに関する注意事項

  • 活動名義との紐付け: ライセンスは、登録時の活動名義に対して付与されます。活動名義を変更された場合は、再度ライセンスのご購入と再登録をお願いいたします。
  • ライセンスの範囲: 本ライセンスは、部分的・断片的な二次創作(短編、イラスト集、グッズ等)の商業利用を許可するものです。原作の全編または大部分にわたる逐次的な翻案(全話通しの漫画化、ノベライズ等)は、本ライセンスの範囲外となります。そのような企画をご検討の場合は、事前に当レーベルまで個別にご相談ください。
  • 出版社等との独占契約に伴う制限: 当レーベルが出版社等の第三者と独占的な利用許諾契約を締結した場合、該当作品に関するライセンスの新規発行を停止、または既存のライセンスの範囲を変更する場合があります。この場合、既存のライセンス取得者には事前に通知いたします。

ライセンス未取得での収益化について

ライセンスを取得せずに収益化活動を行っている事実が確認された場合、まずは取得のお願いをご連絡いたします。ご連絡後も対応いただけない場合、または本ガイドラインの「お控えいただきたい表現」に該当する作品で収益化を行っている場合は、著作権法に基づく法的対応を検討する場合があります。


5. AIを用いた二次創作について

AI画像生成ツール等を利用した二次創作についても、本ガイドラインの基本方針は同様に適用されます。AIを利用すること自体を禁止はしませんが、公開にあたっては以下をお守りください。

  • AI生成であることを明記すること。
  • 本ガイドラインの表現基準(過程の有無、キャラクターの尊厳)は、制作手段にかかわらず同一に適用されます。

6. 本ガイドラインの改定について

本ガイドラインは、IPの発展や社会状況の変化に応じて、予告なく改定する場合があります。改定後のガイドラインは本ページに掲載した時点で効力を持つものとします。重要な変更がある場合は、当レーベルの公式サイトにてお知らせいたします。


7. お問い合わせ

本ガイドラインに関するご質問や、ライセンスの範囲外となる企画のご相談については、以下よりご連絡ください。

お問い合わせページ

二次創作ガイドライン Q&A

本ページでは、「FRONTLINE NOVEL 二次創作ガイドライン」に関して、よくいただくご質問とその回答をまとめています。


Q1. 最初は無料で公開していた作品を、途中からPixiv FANBOXなどの有料プラットフォームに掲載したくなりました。ライセンスはいつ取得すればいいですか?

有料での公開を設定する前に取得してください。

無料で公開している間はライセンスは不要です。価格を設定する時点で収益化活動に該当しますので、その前にライセンスを取得し、名簿登録を完了させてください。


Q2. コスプレ写真集を有料で販売したいのですが、ライセンスは必要ですか?

はい、必要です。

コスプレに限らず、当レーベルのキャラクターや世界観を利用した活動で金銭的な収益が発生する場合は、すべてライセンスの取得が必要です。逆に、無料での公開であれば好きにやってください。


Q3. 原作キャラクターとオリジナルキャラクターを絡ませた作品を作りたいのですが、問題ありませんか?

金銭のやり取りが発生しなければ、自由にどうぞ。

オリジナルキャラクターとの共演、オリジナルの舞台設定、原作にない組み合わせ、すべて歓迎します。収益化を伴う場合はライセンスを取得してください。


Q4. ライセンスを取得した後に活動名(アカウント名)を変更しました。以前のライセンスで公開した作品はどうなりますか?

新しい活動名義で改めてライセンスをご購入のうえ、再登録をお願いいたします。

ライセンスは活動名義に対して付与しているため、名義が変わった場合は新しいライセンスが必要です。旧名義で公開済みの作品については、新しいライセンスの登録が完了していれば引き続き公開可能です。


Q5. イベントで無料配布する同人誌ですが、印刷費の回収として少額を受け取りたい場合はどうなりますか?

金額の大小にかかわらず、お金のやり取りが発生する場合はライセンスの取得が必要です。

「印刷費の回収」「実費程度」であっても、頒布物に対して金銭を受け取る時点で収益化活動に該当します。完全に無料で配布する場合のみ、ライセンスは不要です。


Q6. AI画像生成ツールで作ったイラストでグッズを販売したい場合、ライセンスは必要ですか?

はい、必要です。

制作手段がAIであっても手描きであっても、当レーベルのキャラクター・世界観を利用して収益を得る場合は同様にライセンスが必要です。また、公開時にはAI生成であることを明記してください。


Q7. 自分の作品がガイドラインの禁止事項に触れているかどうか、判断がつきません。

判断がつかない場合は、公開を控えてください。

ガイドラインの趣旨は「キャラクターの尊厳を守ること」です。自分で読み返して問題ないと確信できる範囲で活動してください。「これは大丈夫だろうか」と迷う時点で、その作品には何かしら引っかかる要素がある可能性があります。確信が持てるものだけを公開する——それが、作品にもご自身にも一番誠実な判断です。


Q8. 二次創作作品を海外のプラットフォームで公開・販売してもいいですか?

本ガイドラインは、公開先の国や地域を問わず適用されます。

海外プラットフォームでの活動であっても、当レーベルの知的財産を利用する以上、本ガイドラインおよびライセンス制度の対象となります。収益化を伴う場合はライセンスの取得が必要です。


Q9. ライセンスを取得すれば、原作の全話を漫画化してもいいですか?

いいえ。全編または大部分にわたる逐次的な翻案(全話通しの漫画化、ノベライズ等)は、本ライセンスの範囲外です。

100円のライセンスが許可するのは、部分的・断片的な二次創作(短編、イラスト集、グッズ、特定のエピソードやシチュエーションを題材にした作品等)の商業利用です。原作全体にわたる翻案をご検討の場合は、お問い合わせページより個別にご相談ください。


Q10. 友達と一緒に合同誌を作りたいのですが、ライセンスは全員分必要ですか?

収益が発生する合同誌の場合、参加者それぞれがライセンスを取得してください。

ライセンスは活動名義ごとに付与するものです。合同誌に参加する各クリエイターが、それぞれのアカウント名で登録を行ってください。


本Q&Aに記載のない事項については、ガイドライン本文をご確認ください。それでも判断がつかない場合は、お問い合わせページよりご連絡ください。

最終更新日:2026年8月

FRONTLINE NOVEL

本作の世界観を用いた営利活動を開始される場合は、以下のページより「公式二次創作ライセンス」をご購入いただき、同梱されているPDFの指示に従って名簿登録を完了させてください。

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